マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

第47回講演会

「ジェネリック医薬品」 その期待と評価

 

  • 開催: 2010年6月19日 15:00~17:00
  • 講師: 正木 重夫



製薬業界にて40年余の業務経験を有し、この道の表も裏も知り尽くした講師による正に魚が水を得たような迫力ある講演であった。参加者は薬に関する認識を一段と高めることが出来た。詳細はレジメを参照されたい。

昭和36年に国民皆保険制度が導入され、薬屋に行くより病院に行った方が安くなる、と言われるようになり、国民医療費は増加の一途を辿ってきた。高齢化が加速し医療費が増大する中にあって、医療費抑制の一手段として、ジェネリック医薬品(後発医薬品)の使用が推進されるようになってきた。

消費者にとっては、「ジェネリック医薬品」の効果、価格と信頼性が一番気になるところ。厚生労働省では、製薬業界の不祥事はホームページに掲載しているので、その気になれば情報は入手可能である。
アンケートによれば、ジェネリック医薬品メーカ自身で品質保証に関するデータ不足を認めるものがかなりあるのは気になるところ。生活の知恵として、経済的に余裕のある人は、ジェネリック医薬品は避けた方が賢明と言えそうである。
ジェネリック医薬品の全医薬品に占めるシェアーを金額ベースで比較すると、日本は5.7%、米国は13%、ドイツは23%、英国は16%、フランスは16で、日本は極めて低い。
医者は新医薬品の知識を習得するのが精一杯で、大量にあるジェネリック医薬品に精通することは難しいので、処方箋では新医薬品を処方し、薬局が患者にジェネリック医薬品の服薬を進める。もし、患者がジェネリック医薬品に同意すると薬局には10点(100円)支払われる(勿論、結果的には患者の負担になる)。最近、薬局でやたらに、いや過剰とも思える薬の説明を受け嫌気がさしていたが、説明が薬局の収入になるからか。

米国の医療費が高いのは、訴訟費用が上乗せされているからであり、我が国でも医療関係者を厳しく叩くと、その分患者の医療費負担が高くなる。
新薬の開発には莫大な費用を要し、しかも副作用があると失敗となるバクチである。
ドイツはかって政府が薬価を下げたため、薬品メーカーは経営難から研究費を削減し、その結果ドイツの医薬品メーカーの国際競争力は著しく低下し軒並みランクを下げている。無理な値下げは産業を衰退させる見本である。

医薬品の個人輸入は自殺行為である。なぜなら、民族によりアレルギー反応は異なることがあるから。



改めて気づかされたことであるが、薬は元々が「毒」であり肝臓で解毒される。ところが、たまたま解毒されずに残ったものが血中に流れて患部に作用する。つまり、我々が薬を服用するということは、自身の肝臓に負担を課し、痛め苦しめる行為であることを思い出すべきである。

   講演会レジメ

真実をベースに淡々と話をされる講師 豊富なスライドに見入りました そしてみんなでパチリ

 

News Letter

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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講演会 「創造的な生き方の発見」

本NPO理事長の橋本氏が、7月29日に京橋会館で開かれた講演会で、「創造的な生き方の発見」という講演を行った。

「人間は本来80歳~90歳まで創造的な仕事をできるが、日本では制度がそれを阻んでいる。皆、それぞれテーマを見つけて頑張ろう」という主旨の講演でした。

講演内容はこちらです。news_4_1

マイスターネット5周年記念集を発行

マイスターネット設立から昨年末で5年を経過したのを記念して、その間の活動をまとめた「マイスターネット5年間の歩み」というパンフレットが5月に作成された。

 講演やワークショップなど60回を越す活動が題目と簡単な内容で紹介され、何枚かの写真で、雰囲気もうかがうことができる。

  

インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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