マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

第49回講演会event_63_01

 


開催: 2010年8月21日 15:00~18:00
講師: 長谷川 晃

 

講師は、フランスのみならず世界の状況に通じた国際派で、それにふさわしい格調高い講演であった。フランスと聞くとすぐに文学、ファッションを思い浮かべがちであるが、講師のフランス留学の目的は、フランスの農業の実情と政策的課題を、当時のヨーロッパの経済状態との関連で、実感的に学ぶことにあった。そして、それは、ノルマンディの国立カンCaen大学の法学部長との個人面接にパスして初めて可能になった。

日本人が初めてフランス語に接したのは、フランス人からではなく、なんとロシア人からであった。それは、北海道北辺で、何者かに襲撃、焼き討ちされた、その土地のサケ・マスなどの漁師作業用具類の番人小屋の被災現場に、帝政ロシアの海軍将校が書いて、置き手紙にしてあった、一種の、「国際外交的な脅迫状」だった。

フランスの上層部は2極分化している。徹底的なエリート、他は人生を謳歌する人々である。エリートは、「高等学校卒業資格試験(バカロレア)」の合格者の形で選抜されるがその試験問題とは、インカ帝国の数学と現代数学との違いを述べよ、など安直な○×式問題ではなく、深く物事を考える論理的、理数的な考察能力を前提とした、問題解明能力が確かめられる。

日本語で士官学校と翻訳される、「エコール・ポリテクニック(多角的政治技術学校)」は、単なる軍人養成所とは異なる。即ち、ポリテクニックは、ポリ=多角的な、テクニック=技術の合成語であり、物事を多角的に学ぶ高等教育機関である。そして、地球的観念を理解している人間としての自覚を持った国際戦略家を国際社会に送り出し、各種の国際的調整機関を動かす。

日本人がフランスに対して抱く、お洒落(à la mode françaiseア・ラ・モード・フランセーズ)、美食、文通、交際、芸能活動(シャンソン・ブーム)、美術製作、作詩、文芸創作活動などは、日本人が勝手にイメージする一面でしかない。実態は、たとえ歴史的な敗北をしても、自己分析してそれを地球規模、あるいは惑星的な視点で歴史的一コマと達観し、次なる世界戦略に着手する疲れを知らない力を秘める。

詳細はレジメに譲るが、フランスのみならず我が国の歴史をも織り交ぜた、中身の濃い国際文化論であった。



 

    講演会レジメ

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流暢な弁舌の講師 とうとうとした弁舌に聞き入っていました みんなで一緒に
 
 

News Letter

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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講演会 「創造的な生き方の発見」

本NPO理事長の橋本氏が、7月29日に京橋会館で開かれた講演会で、「創造的な生き方の発見」という講演を行った。

「人間は本来80歳~90歳まで創造的な仕事をできるが、日本では制度がそれを阻んでいる。皆、それぞれテーマを見つけて頑張ろう」という主旨の講演でした。

講演内容はこちらです。news_4_1

マイスターネット5周年記念集を発行

マイスターネット設立から昨年末で5年を経過したのを記念して、その間の活動をまとめた「マイスターネット5年間の歩み」というパンフレットが5月に作成された。

 講演やワークショップなど60回を越す活動が題目と簡単な内容で紹介され、何枚かの写真で、雰囲気もうかがうことができる。

  

インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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