マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

第65回講演会event_80_1

 「私の地震の整理:概要

 


開催: 2011年12月17日 10:00~13:00
講師: 高田 雄行

 

  今回の題目は今年最後の例会を締め括るのにもっとも相応しいものでした。今年2011年は東日本大震災の年として、歴史に長く刻まれる年になるでしょう。21ページにわたるレジメ、更に加えて詳細な日本付近のおもな被害地震年表も用意され、丁寧にご説明いただきました。数々の示唆に富んだ、大変有益なお話でした。これだけの地震大国でありながら、教育現場で地震学が十分教えられていないのも、かねがね不思議に思っていたが、今回の講義で今まで知らなかったことが如何に多かったかを実感させられました。

 

  地震のエネルギー規模を表すのにマグニチュード(M)が使われている。気象庁の速報値はM7,9で2日後にM9に変更された。これは気象庁が地震波を自動的に処理している地震計ではM8位になると頭打ちになり見直しがなされたためらしい。昭和53年ごろまで震度は人によって判断され、計器が全国的に設置されたのは平成になってからだった。現在使用されている海底地震観測計が東北地方には3個しか設置されていなかった、(1個は作動しなかった?)、とのことでした。「地震学は学問のまま放置しておくと役に立たない。なぜなら地震学の成果はお金儲けに結びつかないから。」、とモーメントマグニチュードを打ち出されたカリフォルニア工科大の金森博雄教授は、別の新聞取材で述べているが、防災の現実を的確に表現されている。

 

  講師作成の地震年表は古墳時代から今日までに日本付近で起こり甚大な被害をもたらした数多の地震が掲載されている。平安時代869年の貞観三陸地震は福島、茨城沖まで連動する地震だったようだ。また1896年の明治三陸地震の死者不明者は2万1959人で、今回の地震の場合とほぼ同じである。「東日本大震災をどう見るか?」という講演で、東大家田教授によれば、3月時点に土木学会阪田憲次会長が想定外という言葉はないと言われたとのこと。「過去の歴史から警告されているにもかかわらず、無視して来たに過ぎない」、ということは歴史を辿れば一目瞭然と感じた。

 

  釜石市教育委員会は以前より防災教育に力を入れてきたお蔭で、大津波来襲時に学校の管理下にあった市内の小中学校の生徒達に一人の犠牲者も出なかった。「今後、理学的、物理的なハード面に加え、ソフト面の教育的な更なる対策の向上が望まれる。」との高田氏の指摘に大いに賛同する。

 

 

     講演会レジメ

event_80_2 event_80_3 event_80_4
----- --- ----
 
 

 

News Letter

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

news_111118

 

講演会 「創造的な生き方の発見」

本NPO理事長の橋本氏が、7月29日に京橋会館で開かれた講演会で、「創造的な生き方の発見」という講演を行った。

「人間は本来80歳~90歳まで創造的な仕事をできるが、日本では制度がそれを阻んでいる。皆、それぞれテーマを見つけて頑張ろう」という主旨の講演でした。

講演内容はこちらです。news_4_1

マイスターネット5周年記念集を発行

マイスターネット設立から昨年末で5年を経過したのを記念して、その間の活動をまとめた「マイスターネット5年間の歩み」というパンフレットが5月に作成された。

 講演やワークショップなど60回を越す活動が題目と簡単な内容で紹介され、何枚かの写真で、雰囲気もうかがうことができる。

  

インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

Read more ...