マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

第125回講演会

 

日本はもっとグローバル化すべきである、是か非か

 

 


開催: 2017年1月21日 10:00~13:00
講師: 山本 利昭

 

 

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 「日本はもっとグローバル化すべきである、是か非か」、というテーマを、ディベート形式で話し合った。
最初に「ディベートとは」、「今回のディベートの手順」、「ディベートの要点」について説明がなされ、また後半では、グローバル化に関する様々な視点からの考察の解説も為された。ディベートは不完全ながらも 貴重な体験となった。

Ⅰ.ディベートは、下記の手順で、肯定側3名と否定側3名で行った。
肯定側 ①立論 ④質疑 ⑥反論1(攻撃) ⑦反論2(防御) ⑨総括
否定側 ②質疑 ③立論 ⑤反論1(攻撃) ⑧反論2(防御) ⑩総括


① 歴史的に見ても、鎖国状態から次第に多国間交流が起こっている。地球は狭くなっている。其々の国が伝統文化を認めた上で相互依存するようになり、あらゆる面でグローバル化が進行している。多くの紛争が生じているが、相手を認めつつ問題を解決する必要がある。地球全体の環境問題も最早自国だけでは解決できないグローバルな問題になっている。

 

② 質問 ― グローバル化の反対は、ローカル化になるが、ローカル化が大切ではないか?
回答 ― ローカル化を認めた上で、グローバル化するということが大切。
質問 ― ただ相手を尊重するだけで良いのか?
回答 ― 相互依存なので、相手を尊重し自分も変わる可能性がある。しかし相手の言いなりではない。
質問 ― グローバル化が必要か?国際化で良いのではないか?
回答 ― 国際化は相手に理念を押し付ける。相手を尊重するのがグローバル化。

 

③ 格差社会は現状の経済状態によって生じた。グローバル化により貧富の差が大きくなり非人道的だ。 ローマ法王も経済のグローバル化は止める様に言っている。EUでは人の移動の自由が認められているが、相手の国を尊重することが自由に移動して良いとはならない。EUはグローバル化の失敗例。

 

④ 質問 ― 経済のグローバル化は不必要か?
回答 ― 基本的に不必要で、消費者が輸入を必要な時にのみ輸入すれば良い。

 

⑤ グローバル化により、関税がゼロになったりするが、関税は自国内で認めて良いはずだ。

 

⑥ EUを失敗例とするのは次期尚早。上手く軌道に乗るには、100年、200年と時間が掛かる。

 

⑦ グローバル化は’国家がなくなる‘、’ローカリズムがなくなる’、と見なされがちだが、現状は試行錯誤的過程である。アイデンティティーを認めつつグローバル化していく必要がある。

 

⑧ 日本では、買う人が上で、売る人が低く見られている。その点で生産性が低い。おもてなしで生産性が低い。グローバリズムは文明で、ローカリズムは文化。グローバリズムがどんどん進み、ローカリズムが 足らない部分を補うということになる。

 

⑨ グローバル化は、お互いを尊重しつつ相互依存することである。其々の国や国際機関等のコントロールの下で、移民、貧富の格差、ローカル性の尊重等の問題は解決される必要がある。グローバル化の過程で生じている問題は、人類が英知を集めて解決できるはずだ。グローバル化の流れは止めることはできない。

 

⑩ 地球上の貧富の差は大きな問題である。原因はグローバル化にある。ローカル化、反グローバル化は必要だ。グローバル化は慎重でなければならない。

Ⅱ。グローバル化についての考察  

1.「グローバル化」の表現レベル

 ― 単なるレッテル貼りにならないように、言葉の定義は明確に。

  ・コスモポリタン ・グローバル ・インターナショナル ・ナショナリスト ・帝国主義
2.グローバル化の視点と段階

 - グローバル化を、人、物、金、企業の視点で見るとどうなるか?
3.「日本のグローバル化」の視点

 - 「反グローバル化」は日本でも起こるか?
4.日本の現状とグローバル化の関係

 - 日本の課題。 政策・戦略的課題。
    

 

  講演会レジメ

 

 

 

 

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News Letter

2021年の講演会テーマ

  • 今年、私たちのマイスターネットは創立15周年を迎えました。
     
  • 今までの講演では、各人の専門知識・技能を生かした発表をすることにより、社会への貢献を目指してきました。
  • そして今年、コロナウィルスが流行しても、1回の休会だけで、講演活動を続けてきました。
  • しかし、今回のコロナウィルス流行が、私たちの生活や社会に大きな影響・変化を起こそうとしているのではないかと感じるようになりました。
     
  • そこで、来年1月からは、「新型コロナを考える」をテーマにして、新型コロナが与えた影響、社会がどう変わったか、そして私たちはどのように対応していくべきかを考える講演会にして行こうと考えています。
  • 私たちの知識・経験を生かして、一歩進んで、新型コロナへの対応を機に、その解決を図り、よりよい社会を築く方策を考えていく講演会にして行きたいと考えています。
  • 皆様の今まで以上のご支援をよろしくお願いします。
     

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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