第130回講演会

 

日本人のためのリーダーシップ

長老からリーダーへ(1) 

 

  • 開催: 2017年6月17日 10:00~13:00
  • 講師: 橋本 壽之

 

 

 

今回は、永年リーダーシップの教育に携わってきた橋本講師が、「なぜ、日本人にはリーダーシップがないのか、またリーダーシップを身につけようとしないのか?」という疑問について、「中根千枝」(津田塾・東大卒、元東大教授)著 「タテ社会の人間関係」(1967年講談社)を参考に講演した。 日本人の皆様には「古くて新しい」なるほどと思われる内容です。

以下は、講演の特記事項です。

  1. 社会との結びつきは、資格や身分ではなく、一体感を共有する集団(場)である。
  2. 日本人は単一社会に所属し、複数の社会を天秤にかけて、安全を守る意識を持たない。
  3. タテ社会、言って見れば親分子分の関係で成り立っている。
  4. その長所は緊急時伝達速度が速い。短所は平常時には迅速な意志決定・行動ができない。
  5. 老人大国で、曖昧な内部事情に依存するため組織の優劣を評価することは難しい。
  6. リーダーと部下の関係:リーダーの権限は小さく、部下が全体を操ることがある。リーダーが強権発動すると独断になり、人格・能力が優れていないと悲劇が起こる危険がある。

わが国では1967年当時人間関係中心で社会が動いてきた。でも現代社会は時代も変わり、新しい若者たちが時代を作り上げる「新しい社会」の人間関係が育ってきている。

 

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