マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

 

 第21回講演会


開催: 2007年10月27日 16:00~18:00
講師: 原 弘之輔



70年代に数年間にわたり、香水の本場フランスの「キャロン」の工場で香水作りの実習を経験してきた香水のプロから、香水のお話を伺う機会に恵まれた。いくつかのサンプルと、フランスから持ち帰った香水専門書を交えての、薀蓄ある香水談義であった。

  • 香水は第4のファッションと言われるほど、フランスでは重要視されている(1位:着物、2位:メーキャップ、3位:ヘアースタイル)。
    一方、日本にも古来「香道」があったし、「移り香」と言ったりして、香りには結構繊細であったはずであるが、現代では日本人とフランス人では考えは大きく異なるようである。
  • 日本における化粧品に占める香水の割合は3%で、フランスの25%に比べ非常に低い。
    最近、日本女性の香りへの関心は低いが、その原因は香りをちっとも評価しない日本人男性にある。そのため、香水をプレゼントされても箪笥に眠っているケースが多い。
  • 日本人は、有名ブランド品をプレゼントするが、本来男性は女性の好みを知ってその香水をプレゼントするもの。フランスの習慣は、一つの自分にあった香りをずーと使い続けるのが普通で、やたらに変えたりしない。

  • 日本人は自分の持つ匂いは石鹸で洗い落とすが、フランス人から見ると個性が無く、面白みが無い。フランス人は、自分の持つ匂いを大事にしてそれを香水で引き立たせようとする。これが個性である。
  • 香水の製品寿命は長く、新商品は20~30年に1度しか現れない。
  • 香りは下から上に立ち上がるので、スカートの裾とか下の方につけるのが良い。体では、血管が見える温度の高い部位につけるのが良い。耳は温度が低いので、香水を付ける場所としては適切でないとのこと。
  • 香水の香りの立ち方は、香水をつけた(英語ではwearという)あとの時間経過によって以下のように分類される。
    top note(上立ち)=30分:体臭と香水のミックス
    middle note(中立ち)=120分
    last note(残り香)=5~6時間:すれ違ってほのかに匂う、その人独自の匂いに定着する。
    オーデコロンは、30分で香りが無くなるtop node型の香水である。
  • 調香師(ちょうこうし、フランス語ではnez ネー 鼻)は、200から300の匂いを嗅ぎ分ける人で、社長より高い給料をもらう。昔は、ネーは永年一つの企業に属したが、最近では待遇を求めて頻繁に移り変わる人もいるそうである。
  • 日本のブランド資生堂、カネボウは、中国、インドネシアなどアジアでも有名である。
  • 近年、フランスワインは新興国の攻勢を受け劣勢であるが、香水の世界ではフランスは依然世界の頂点に立つ。その理由は、ワインより奥が深いからではなかろうか。

 

 


講演会レジメ

    レジメ
    投稿記事「あなたの個性にあう香りを見つけましょう」
    投稿記事「香水は妖精の息吹」

香水を前に熱弁をふるう講師 香水の香りに包まれて、幸せそうな女性陣 参加者全員でパチリ

 

News Letter

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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講演会 「創造的な生き方の発見」

本NPO理事長の橋本氏が、7月29日に京橋会館で開かれた講演会で、「創造的な生き方の発見」という講演を行った。

「人間は本来80歳~90歳まで創造的な仕事をできるが、日本では制度がそれを阻んでいる。皆、それぞれテーマを見つけて頑張ろう」という主旨の講演でした。

講演内容はこちらです。news_4_1

マイスターネット5周年記念集を発行

マイスターネット設立から昨年末で5年を経過したのを記念して、その間の活動をまとめた「マイスターネット5年間の歩み」というパンフレットが5月に作成された。

 講演やワークショップなど60回を越す活動が題目と簡単な内容で紹介され、何枚かの写真で、雰囲気もうかがうことができる。

  

インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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