第4回講演会


開催: 2006年4月22日 15:00~18:00
講師: 橋本 壽之

 

 講師が長年にわたり研究してきた「リーダーシップ」に関し、その初回として導入部分の講演が行われた。
参加者の多くは、既に実社会で「リーダーシップ」の経験を数多く積んだ人々なので、「もう卒業」という雰囲気になることが心配されたが、実際には予想に反して、議論百出の盛況な講演会であった。

日本人は通常、「リーダーシップ」を単に会社等の組織の中でのリーダーシップとして捉えるが、講師は、夫婦の間でのリーダーシップ等、色々な人間関係におけるリーダーシップとして定義し、リーダーに従う人(フォロアー)の特性および準備度(レディネス)について、色々な事例を交えて説明を行った。

一方参加者からは、日本人がリーダーシップよりも協調性を重視するという人生観・社会観の意見が出され、更にはプロテスタントの勤勉の思想や、ラテン系の逆の仕事観の事例が紹介されるなど、広く文明論、社会論にまで発展した議論が展開された。

「リーダーシップ」を会社他でのリーダーシップと狭義に見るのではなく、広く人間関係の一つとして見る講師の考えは、参加者にとって新鮮であり、次回のリーダーシップでは更に講師のオリジナリティが発揮された講演が聞けるのではないかと期待される一日であった。


講演会レジメ

講師と議論百出  真剣に聞き入る参加者  講師を囲んで