マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

第58回講演会event_72_01 「明治 大正 昭和の社会とファッションの流れ」

 


開催: 2011年5月21日 14:00~17:00
講師: 原 弘之輔

 

長い鎖国からの目覚め、明治維新によってもたらされた西洋文化の移入は、断髪令、廃刀令などの諸施策とあいまって人々の洋装化に拍車をかけた。今回は目まぐるしく変遷した洋服生地の供給会社として成長した全盛期のカネボウに長く勤務し、デザインスクールや業界における実務経験またパリ滞在を通して広くファッション世界に造詣の深い原弘之輔氏に、日本におけるファッションの近・現代史を語ってもらった。

 およそファッションの変化に与える要因として、氏は実用性、社会性および装飾性の「3条件」を挙げる。「老・若」年代軸の上に「実用性」および「装飾性」からなる1対の縦軸を併載し、両縦軸のあいだに「社会性」を縦割りに配した3次元パラマトリックスのなかに各時代・事象、性別・年代、職業・嗜好ごとのファッションが位置づけされると説く。

 講演後、講師収蔵の貴重なデザイン画をあらためて見直しながら、明治初期における江戸期名残の職人衣装また日本発和洋折衷スタイルのその機能美に感嘆し、バッスルスタイルに比べた花魁衣装との共通・非共通性の仮説提議にも熱が入った。一方でアジアでの近年のファッション開拓には国策としての肩入れが認められ、対して日本にかつてあったその力はもはや失われたとの指摘や、パリコレを牽引したデザイナーの資本には当時の鉱掘権益が与って力あったとかの雑知識も織り交ぜて論議が尾を引いた。

 今春、東日本に未曾有の災禍をもたらした巨大地震は政府閣僚の作業服ファッションを常態化させ、この夏の電力不足を補うために国家公務員の窓口対応をTシャツ・ジーパンスタイルにまで許容する通達が出た。デザイン業界におけるクールビズ商品の開発競争も過熱気味だ。まさに現代も変わらず社会事象はファッションを押し流している。 

 

 

    講演会レジメ

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News Letter

2021年の講演会テーマ

  • 今年、私たちのマイスターネットは創立15周年を迎えました。
     
  • 今までの講演では、各人の専門知識・技能を生かした発表をすることにより、社会への貢献を目指してきました。
  • そして今年、コロナウィルスが流行しても、1回の休会だけで、講演活動を続けてきました。
  • しかし、今回のコロナウィルス流行が、私たちの生活や社会に大きな影響・変化を起こそうとしているのではないかと感じるようになりました。
     
  • そこで、来年1月からは、「新型コロナを考える」をテーマにして、新型コロナが与えた影響、社会がどう変わったか、そして私たちはどのように対応していくべきかを考える講演会にして行こうと考えています。
  • 私たちの知識・経験を生かして、一歩進んで、新型コロナへの対応を機に、その解決を図り、よりよい社会を築く方策を考えていく講演会にして行きたいと考えています。
  • 皆様の今まで以上のご支援をよろしくお願いします。
     

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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