第145回講演会

 

ジェイン・オースティンを知っていますか?

 

  • 日時 2018年9月15日(土) 14:00~17:00
  • 講師 永田 典子

 

 

 

 イギリスの作家ジェイン・オースティンJane Austen (1775―1817)、42歳で逝去。
その人と作品「高慢と偏見」Pride and Prejudice について講演。

当時は女性の出版物は、まだ珍しい時代でした。1811年に「分別と多感」が匿名で自費出版された。
「高慢と偏見」は、1813年に「分別と多感」の作者という名で出版され、1500部完売し、再販された。

「高慢と偏見」の第1章を読む。ベネット夫人が、「近所にビングリーという名の金持ちの青年が越して来る」との噂を聞き、「娘達5人のお婿さん候補現る」、と早速夫に報告。ベネット夫妻の会話は弾む。夫妻の対話のやり取りの面白さ、人間分析の鋭さ、この時代の近隣社会、家族のあり方を巧みに表現している。

ジェイン・オースティンの評価は様々だが、夏目漱石は、「写実の泰斗」と賞賛。ヴァージニア・ウルフは、「憎悪も、憎しみも、恨みも、抗議も、説教もこめずに、ものを書いていた女性」と評した。近年では、その作品をゲーム理論に当てはめた読み方がされたりもしている。

最後にBBC制作の「高慢と偏見」のDVDを少し鑑賞した。

 

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