第186回講演会

 

一シニアの悩み その2

 

    • 日時 2022年4月16日(土) 14:00~17:00
    • 場所 藤沢市市民活動推進センター
    • 講師 橋本 壽之

 

講師による「一シニアの悩み」と題された前々回の講演会では、定年後に何をしたらよいかについて語られた。今回はその続きとして、定年後の生活、特に地元との関りに関して発表された。「一シニアの悩み」と題されながらも、講師の地域に根差した充実した生活を知ることが出来る講演であった。

  • 地元とのつきあい
      地元神社の信徒総代、自治会役員、教育委員会・文書館の委員等を勤める。

  • 医療・介護
     定年直後は都内の大学病院での診療を受けるが、遠方であることにより、後に地元で専門病院、かかりつけ医を探すことになる。介護は地元に根付いた介護体制の恩恵を受けるが、体制外への接触は難しさがあり、知人等の人脈に依存する。

  • 人々との交流
     職場の仲間や同級生等過去の人脈には次第に疎遠となり、ネットでのつながりも希少となる。他方マイスターネット等目的を持った新しい活動が増し、町主催の行事への参加、勉強会、ボランティア活動、公民館・地域集会場等、地元の交流が増加する。

  • 超民主主義(ジャック・アタリ)
     組織への滅私奉公から、個人の「心地よい時間」を獲得することへの変遷。潜在した自らの才能を開花させ、自由に若々しく生きる。他者が健康や教育に恵まれ幸せになることにより、自らも幸せになる(愛他主義)。

  •  地元力の向上
     地元力は地域の教育・医療・介護・文化・産業の質に対する住民の意識が重要。やるのは誰か?国や行政(アウトサイド・イン)か?自分達が動き社会を変化に導く(インサイド・アウト)も重要である。

  • 地元力の向上に我々が出来ることは何か?
     ネルソン・マンデラの「教育は世界を変える最も強力な武器」という言葉がある。子供の教育:自ら考え、発表する力を育成する。子供を介した親世代の意識向上を図る。その方法として懸賞作文募集とSDGs教育の一環としてペレットストーブの学校への設置が提案された。

 

レジメ