マイスターネット

「眠れる知財」を掘り起こすNPO法人

 

第195回講演会

 

難問

 

~どんなものがあるか、何故説くのが難しいのか~
  • 日時 2023年1 月28日(土) 13:30~15:30
  • 場所 茅ケ崎市高砂コミュニティセンター
  • 講師 占部 浩一

博士の質問は「あたりまえそうでいて難しく答えに窮する」ことが多いが、その裏に隠された設問のあり方をよく理解することが重要と感じた。その幾つかを以下に示す。定量性の吟味:

  • 幾つかの項目を挙げ一見対等ふうに装って量的には差のあることを見えなくさせる議論。
    例:勝負には勝つか負けるかの二つしかない。五分五分だ。
  • 法則の正当性
    実験や実例との適合性から言われているものであって、不都合があればそのときに考えようというだけのことである。
  • 存在の様式は多様
    物質でも電子や光は存在の仕方が異なる。非物質的な虚数、夢、神などの存在の仕方はまた異なるものである。
  • 設問のトリック
    モンティホール問題の3つのドアの景品当てのようにな思い込みを利用した質問のトリックや、「アキレスと亀」のような誤りに誘い込むようなパラドックス質問もある。
  • 思考を制約する言語、社会規範、法規範など
    国や民族によって異なった価値観が生じる。アメリカの銃による殺人事件の多さは、彼らの銃所持は憲法で保障された当然の権利という思考にある。
  • 不充分な情報
    正確な知識を与えようとすると面倒なことになるので、専門家も簡単化した知識だけで済ませることがしばしばあり、結果として正しい世界観が作りにくくなる。

 

 

 

レジメ

 

 

 

 

 

News Letter

2021年の講演会テーマ

  • 今年、私たちのマイスターネットは創立15周年を迎えました。
     
  • 今までの講演では、各人の専門知識・技能を生かした発表をすることにより、社会への貢献を目指してきました。
  • そして今年、コロナウィルスが流行しても、1回の休会だけで、講演活動を続けてきました。
  • しかし、今回のコロナウィルス流行が、私たちの生活や社会に大きな影響・変化を起こそうとしているのではないかと感じるようになりました。
     
  • そこで、来年1月からは、「新型コロナを考える」をテーマにして、新型コロナが与えた影響、社会がどう変わったか、そして私たちはどのように対応していくべきかを考える講演会にして行こうと考えています。
  • 私たちの知識・経験を生かして、一歩進んで、新型コロナへの対応を機に、その解決を図り、よりよい社会を築く方策を考えていく講演会にして行きたいと考えています。
  • 皆様の今まで以上のご支援をよろしくお願いします。
     

文教大学講演会

NPOマイスターネットでは、大学とのコラボを目指していますが、過日、文教大学からリーダーシップに関する講演依頼がありましたので、下記の通り、同大学の情報学部の大学生を相手に講演しました。

 

テーマ:ソーシャル・マーケティング、大学から社会へ
~問われるリーダーシップとは~

日時:平成24年12月10日(月)13:20-14:50

場所:文教大学湘南校舎(茅ヶ崎)

レジメ:こちらです

 

講演後、何人かの学生から活発な質問があり、学生の関心の高さを実感しました。

今後も、このような大学とのコラボの機会を設けていきたいと思います。

講演会「リーダーシップ入門」

本NPO理事長の橋本氏が精力的に講演会を行っている。

去る11月18日にイーテクノ株式会社で企業向けリーダーシップ講演会を行い、コミュニケーションの重要性とリーダーシップのあり方について説いた。

講演内容はこちらです。

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インドネシアから  頑張れえええええ 日本!

アイコア社の日本語指導をした時のフェルディカさんから東日本大震災の復興激励のメールが、3月末に届きました。

私はインドネシア語の勉強をお休みしていますが、「楽しいインドネシア語」の講座の皆さんに資料としてお渡しました。そしたら石橋さんが訳をしてくれたので、一緒にご紹介します。

インドネシア人の優しさ、彼の真摯な気持ちが伝わってきますね。                         (赤井記) 

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