第197回講演会
- 日時 2023年3月25日(土) 13:30~16:30
- 場所 茅ケ崎市高砂コミュニティセンター 会議室1
<プログラム>
- ①講演会
- 難問
湘南から日本を変える! - 講師:橋本 壽之
- 難問
- ②考える読書会
- 橘 玲(たちばな あきら)著『もっと言ってはいけない』
- MC:原田 啓二
第188講演会
- 日時 2022年6月18日(土) 14:00~17:00
- 場所 藤沢市市民活動推進センター
- 講師 山本 利昭
講師氏は過去2回の出版「幸せを測る」、「凝縮の社会革命」に続いて3冊目の本を執筆中で、より多くの読者を得るために、この講演で本の内容を説明し、参加者から意見を聞くことにした、というのが今回の講演の経緯である。
今回の講演の参加者からも建設的な意見が数々述べられたが、その一部をここに紹介する。
- 講演のタイトルはキャッチーな言葉を選ぶのが良く、「この本はなぜ売れないか」。これをそのまま本のタイトルにすればインパクト大であると思われる。
- 本のタイトルは「新型コロナは第3の黒船か~江戸を超えて柔らかい資本主義へ~」というものである。ところがこれを編集者に伝えたところ、コロナはもう古いのではないか、との反応だったそうである。
- 「柔らかい資本主義」の定義をはっきりさせるべきである。講師によると、アメリカ式のドライな資本主義ではなく、もっと人間味のあるシステムとのことであるが、この本の一番のキーワードであり、本の中で頻繁に使われる言葉なので、より明確な形での定義が必要であろう。
- ほぼ全員から本の内容が教科書的、総花的であるとの指摘があった。江戸時代の多様性を謳歌した庶民文化から学び、それが現在や将来に示唆する事を中心に話を展開するのも一つの手であろう。
本を3冊出版すると言うのは大変な作業であるが、批評するのは簡単だと思った。本講演での参加者からのフィードバックが少しでも役に立ち、注目される出版物となることを心より願わずにはいられない。